• 

  ×

  

＜阿部：今週お話をお伺いするのは土屋ホーム 東北本店 技術部長 上田知美さんにお話を伺います！＞
上田：宜しくお願い致します！
＜阿部：現在土屋ホームで開催中の【快適空間 体感キャンペーン】のご紹介ということですが、まずこちらはどんなキャンぺーンになりますか？＞
上田：仙台地区も梅雨入りが近づいていますが、それと合わせて2020年11月にリニューアルオープンした仙台港エコノハ展示場にあります、土屋ホームモデルハウスには、最新の設備機器や、換気装置が完備されている自慢のモデルハウスで、ぜひ一度ご来場いただき、体感していただきたいキャンペーンになっております。
＜阿部：私もエコノハモデルハウスに伺いましたが、その日はちょうど肌寒い日でしたがモデルハウスに入った途端に心地よい室温だったので、住宅にいる時間はとても快適で、外にでた時に、「今日寒かったんだ！」と忘れてしまうくらいの心地よさでした。＞

• 

  ×

  

上田：基本的に建物自体には換気装備の装着は義務付けられていましたが、その中でも第一種換気というものを土屋ホームでは採用しています。
これにさらに熱交換器と業務用のエアコンをプラスで装備することで一年中快適に過ごすことができます。１階の天井と２階の床の間の懐(ふところ)と呼ばれる場所にダクト配管をして常に新鮮な空気で過ごしていけるように取り入れています。１時間ほど土屋ホームの住宅にいるだけでも新鮮な空気であることは、体感できるかと思います。
＜阿部：今伺った、ワードの中で【熱交換器】というのがなかなか聞きなじみのない言葉ですが、どういったものなんですか？＞
上田：平成15年に建築基準法が変わって、換気装置は標準装備するのが法律で義務付けられました。その中で当社でも採用している第一種換気、第二種換気、第三種換気という種類がありますが、第三種換気というのは、給気は自然に行って、排気を機械で行う換気システムになっていて、方位や向きによっては必要以上に換気をしてしまうので、冬は暖房の、夏は冷房負荷が大きかったりします。第二種換気は、一般の住宅には使用されなく、病院などで多く取り入れていて、中に雑菌が入らないように給気は機械で行って、排気は自然に行う換気システムになっています。第一種換気は、第三種に似ていますが、給気・排気ともに機械で行う換気システムになっています。一般的な第一種換気は、計画的に家の中の換気を行うものになります。ここに【熱交換器】をプラスしています。その交換器の中に、【熱交換素子】というものがあります。
「家の中の暖かい空気の素子」と「外の冷たい空気の素子」を入れ替えます。この熱交換器を通って、暖かい熱の素子だけを持った新鮮な空気を家の中に取り入れることで、新しい空気なのに暖かい空気を取り入れることができます。メーカーによって違いはありますが、80%、90%の熱交換率があるものをお客様の建てる住宅の立地条件などを考慮して打合せを十分行ったうえでどちらを取り入れるかを決めています。性能値が変わりますので、家の大きさも関係してきます。
＜阿部：換気は今みなさんがとても気にしていることだと思いますが、そういう設備が元々あるお家だけでも安心につながりますね。換気ができるということは花粉症やアレルギーをお持ちの方にとっては考えるべきポイントだと思います。＞
上田：メーカーによっては、熱交換器の前にフィルターを用いて、花粉やPM2.5を除去できる換気システムもあります。花粉症の方や過敏症の方にはとても喜ばれるものですね。