本物をつくるー建築現場から Vol.029

2019年06月06日

職長までの道のりを支えた高い向上心と先輩の教え

企業内訓練校「土屋アーキテクチュアカレッジ」を修了した大工職人による責任施工。ベテランから若手までの確実な技術の継承。土屋ホームの住まいが常に高品質な理由がここにもあります。その技術者たちに「本物づくり」にかける思いを聞きます。

この固い決意と高い向上心が、小山職長の歩みを支えている原動力なのでしょう。指導員の下を離れて1人前の技能士として先輩職長と共に働くようになってから、その技術や仕事に取り組む姿勢から学んだことが、自身の大きな財産となりました。

  • 1階の天井付近の壁にファイヤーストップを施工する

1人前になって最初に指導を受けたのは、10歳ほど年の離れた定岡直也棟梁。実はちょうど9年前、平成20年秋の本欄に定岡棟梁が登場したとき、一緒に現場を担当する後輩の1人として、小山技能士をご紹介したことがありました。小山職長は当時を、毎日が精一杯だったと振り返ります。

その後は松本健史、橋爪健一、能登崎健一の3人の先輩棟梁の下で修業しました。そのうち6年間の長きにわたって指導を受けたのが松本棟梁。厳しい指導で、施工全般を1人で担当して仕上げる技術力が鍛えられたと言います。

  • 石膏ボードを切る

4人の棟梁はいずれも小山職長にとって偉大な先輩。自らも職長になった今、「すごい先輩たちを超える存在になる」というのが新たな目標です。それは自分が今後、ここの現場でチームを組む藤嶋大樹技能士をはじめとする後輩たちの大きな目標になるのだという決意でもあるのでしょう。

  • 棟梁として初めて臨む現場、新たに相棒となった藤嶋技能士(右)との呼吸も日増しに合っていく

当面の課題は何かとの問いに、「作業工程を段取り良く進める力を向上させること。今まで培ってきた力に自信を持って臨んでいきたい」。きっぱりと力強い言葉が返ってきました。

小山憲太 職長(棟梁)
北海道小樽市出身/企業内訓練校・土屋アーキテクチュアカレッジ14期生。大工職人の父親の影響で物ごころついた頃から住宅の設計・施工に興味を持ち、高校卒業後はカレッジへ。土屋ホーム入社後は宮城県や埼玉県への出張も経験するが、一貫して札幌圏の現場を担当。今年の夏に職長に昇格、棟梁として新たな階段へと踏み出したばかり。一級技能士。

土屋グループの技能集団・アーキテクノの技能士は、施主のお客さまに喜んでいただきたいという思いを胸に毎日、現場に立っています。 ですから施主さまには、いつでも施工現場に足を運んで、マイホームが完成するまでの工程をご覧いただきたいと考えています。