本物をつくるー建築現場から Vol.037 – CARDINAL HOUSE

本物をつくるー建築現場から Vol.037

2021年04月26日

地元の仕事に愛をこめて、現場と支店・業者一体に

 2019年6月に創業50周年を迎えた土屋ホーム。特に北海道内の支店は開設から数10年が経過して、地域の皆さまからは「わが街の住宅メーカー」と親しまれています。港を中心とした工業都市、胆振管内の室蘭市の支店開設は昭和57年。以来、地元の発展とともに歩み続けてきました。
 室蘭支店の現場をこの10余年、中心となって担当しているのが宍戸隆之職長です。同支店の営業エリアは、室蘭市と近隣都市を含む胆振地方西部。宍戸職長と、チームを組む後輩の川端弘昭技能士は、ともにエリア内にマイホームを新築して、「わが地元のお客さまのために」という姿勢で日々、現場に臨んでいます。その仕事ぶりには、室蘭支店社員一同、「地元愛を感じる」と。現場を訪れる施主さまへの印象が良く、近隣への対応も細やかなので「安心して任せられる」と全幅の信頼を寄せています。

  • 断熱材「SEベストボード」の上に外壁材の下地を貼る作業
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 宍戸職長が常に大切にしているのが信頼関係です。現場と支店、さらに設備や内装などを担当する協力業者が心を一つに連携しないと、お客さまに最良のマイホームをご提供することはできない――こうした信念を持って、お互いの信頼関係を深めることにも努力を惜しみません。
 そしていつも心掛けている会話しやすい雰囲気づくり。それぞれの業者とは支店開設以来の40年近い関係ですが、「会話を密にするのは、自分勝手な心を戒めることにも繋がる」と言います。

  • 宍戸職長(右)と川端技能士(13期卒)は7年ほど前からチームを組んでいる
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 一方、七年前からの相棒である川端技能士とは、改まった会話は要りません。川端技能士は、棟梁とのあうんの呼吸を「黙っていても自然と家ができていく感覚」と。自身の仕事に集中しつつ相手の作業状況を確認して、互いにスッと次の仕事に移る。熟練した職人の間に流れる自然な連携です。
 二人の安定した仕事ぶりに、清掃の行き届いたきれいな現場。マイホーム完成の日を楽しみに現場に足を運んでくださる施主さまの目にもきっと、二人の姿は頼もしく映っていることでしょう。

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(左)二人の呼吸は「自然に仕事が進んでいく」と言うほどピッタリ
(右)この日は天井の下地張りの作業から。順調に進む木工事に現場を訪れる施主さまも「早いですね」と完成を楽しみに